
2024年3月
2024年3月を期限として策定が求められている介護事業者のBCPですが、厚生労働省のホームページにはひな形が掲載されており、それをコピー&ペーストすることで形式的なBCPの策定は完了します。
感染対策を中心に『困った』の声
厚生労働省が公開するひな形には大きく2種類あり、『新型コロナウイルス感染症編』と『自然災害編』があります。
実際に新型コロナウイルス感染症に直面した際に『BCPが活かせなかった』という声があがっていました。
ひな形は骨子案のようなもので、自施設に適するようにカスタマイズしていく必要がありますが、BCPを策定したことに満足していたため、計画が実行に移される段階で不整合が発見されたが、既に進行してしまっているためどうにもならない、といった状況に陥ってしまうケースが散見されました。

実践性を重視した独創的雛形
私たちは専門性の高い人材でワーキンググループを構成し、現場での使用に適した実践性あるBCPの雛形開発に努めました。
感染症対策については、病院で現役スタッフとして働く感染管理認定看護師を招聘しました。この看護師らは、病院に限らず介護施設に対する感染対策の指導者として数十施設を巡った実務者でもあります。
ファシリテーターは臨床経験がある現役コンサルタントが担当し、医療福祉業界の事情を鑑みた、時系列や工程に沿ったBCPにまとめました。

近日中に公開します。
雛形については推敲を経て、公開予定です。
公開場所はこのページ、公開方法はおそらくメールアドレスを登録して頂いて、そこにファイルのダウンロード用URLを添付して返信する形になると思います。