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ビデオ会議のために照明追加 ~ライティングレール隠蔽増設~ | 登録電気工事業者 | NES株式会社

 ビデオ会議(テレビ会議)が増える中で、画面に映る自分の顔が暗いなと思うことが増えました。

 以前、小屋があったときには、天井は簡単に外せたので、簡単に増設することができました。


 これが、クロス貼りの仕上がった部屋になると、簡単にはいきません。

クロス貼天井に露出配線すればみっともない




計画

 新たに電源を取るのは容易ではありません。

 天井から壁内へスイッチ配線するのも大変な作業です。

 今回は天井照明から分ける方法で配線計画しました。




調査

 天井裏を覗き込むと、やはり配線追加は容易ではないようでしたので、計画通り既存照明からの分岐としました。

 既存配線ですが、色々な流儀があるので何とも言えませんが、だいぶ楽しているなという印象でした。弊社が施工した訳ではないので、他社さんのやり方です。これで現場監督がOKしてくれるなら、合理的で良いと思います。安全面に課題は無さそうです。

天井裏の様子(スマホで撮影)
天井裏の様子(スマホで撮影)

 ライティングレールを天井に固定するための下地があるか否かについては、天井裏でスケール(コンベックス)を動かして下地っぽい場所を探しました。

 何点かの下地候補を見つけたところで、針を刺して下地有無を確認しました。

 その位置を元に、ライティングレールの端の位置を決めました。

 ここで使用した工具類は下記の2点です。コンベックスは消耗品のような物なので数年に1回くらいで更新しています。




電源取出確認

 見るからに明らかではありますが、ダウンライトから電源を摂ることができることを確認しておきます。

 ダウンライトを取り外してみて、100V、壁スイッチあり、このくらい確認できれば良いと思います。

 今回は線が2本ありました。1本は電源側、もう1本は送り配線だと考えられます。

ダウンライトを外した天井




 ダウンライトから電源を取ることが決まりましたので、その近くでライティングレールの位置を決めます。

 重要なのはテレビ会議で顔が明るく見えることなので、椅子に座ったときの位置を確認し、顔の前面あたりをライティングレールの中心とするようにしました。

 その位置にライティングレールを設置して、しっかり天井下地に固定できることも再確認し、墨を打ちました。

 壁から何ミリと決めて、両端あたりの位置でコンベックスを当てて計測、鉛筆で印をします。

位置決めの印

 片方は墨壺の針を刺し、他方で墨壺を当てて糸を張り、パチンと弾いて線を引きます。

 『墨壺』(すみつぼ)という名前ですが、墨汁は使っていません。屋内作業の際はチョーク粉を使っています。コンクリートを使うような屋外作業の際は墨汁を使っています。

墨打ちした天井

Tajima ョーク墨壺




ライティングレールのネジ穴

 先ほどの墨を打ったライン上で、ライティングレールの取付位置を決定します。

 天井から配線を出す位置には下地が無いように、一方でライティングレール自体は最低でも2か所の下地に当たるように、位置を決めます。

 当然ながら、机の位置にも合わせます。

 位置が決まったら、下地の位置に合わせてライティングレールに穴を開けます。今回は4mmのドリルで下穴を開けています。




配線位置決め

 次は配線です。

 電源ケーブルはVVF1.6×2芯を使います。配線用の穴は12mm以下で開けます。

VVFケーブル(左)と充電ドリル(右)

 仕上がりは下図のようになります。電気屋さんならイメージできているのですが、 レールの端ではなく、フィードインの電源導入位置の確認が必要ですので、間違えないように慎重に穴あけ位置を決定します。

ドリルで開口した天井

 電源が出て来る位置に、ドリルで穴を開けます。

ドリルで開口した天井




器具側を収める

 ライティングレールに電源を導入するための作業をします。フィードインにVVFケーブルを接続します。

VVFケーブル接続

 カバーをして、仕上げます。

ライティングレール仕上げ




配線

 新設するライティングダクトから、既存照明への配線をします。

 下図では既に終わっています。

 今回は、作業するためにダウンライトを外していました。ライティングダクトを取り付けた時点で、配線穴から電線を通して、ダウンライト側でキャッチしていました。


 今回、ダウンライトの電源ポートが2口であったのに対し、送り配線を含めて2本差さっていたので、配線をつなぐ必要がありました。


 ダウンライトを収める前に、通電検査を実施しました。下図の通り点灯しています。




使用器具

 仕上がりは下図のような感じです。


 使用した器具は市販品です。以下にリストしておきます。

DH0212 ライティングダクト 2m
 パナソニックの定番のライティングレール(ダクト)です。
 色は白系と黒系があります。今回使用した物は白系の製品です。

DH0231 ライティングダクト フィードインキャップ
 ライティングレールの電源を取り入れるための器具です。レールの片端にあれば用が足ります。

DH0232 ライティングダクト エンドキャップ
 ライティングレールの端部に取り付ける器具です。




VVF1.6×2芯 100m巻

差し込みコネクタ
 VVFケーブルを剥いたときに出てくるIVの接続に使うコネクタです。昔はリングスリーブを使っていましたが、今はコネクタ使用が一般的です。



Tajima ョーク墨壺


パナソニック 充電マルチインパクトドライバー18V EZ75A9LJ2G-R
パナソニック(Panasonic) 充電マルチインパクトドライバー
18V
5.0Ah電池パック×2個
充電器/ケース付




おわりに

 今回は、ビデオ会議の際に照明が足らないので、追加しました。

 DIYで完結できました。