『医療は止められない』を前提としたBCP
医療は簡単には止められません。
現に入院している患者は、災害が起きた瞬間も、その後も入院患者である事は変わりません。
医療を続けるためにはある程度の備えが必要ですし、医療を継続しながらも復旧に向けた行動も求められます。
私たちは、医療を時系列で追いながら、何をすべきか、何ができるのかを検討しBCPを仕上げていきます。



自立と自律を促す目標志向型
医療は個別性や侵襲性などの特徴があり、非常時対応はマニュアル通りにはいきません。指示待ちの時間もありません。
組織の針路は掲げても、個別の対応は現場任せにせざるを得ません。
良心と秩序の中で、医療従事者が自律的に、自立した行動をとるための手法として弊社では『GOA』を推進しています。
Goal-oriented action、目標志向の行動は、個々の現場力を最大限に発揮し、かつ、組織としての目標を達成していく良い手段になると考えています。
医療従事者が策定をサポート
製造業や情報通信業のBCP策定が先行した背景から、産業界には優れたBCP策定ノウハウがありますが、医科には不適な面が多々あります。
『一旦操業停止』『一時待避』『確認次第順次』などの言葉が平然と並んでしまう事がありますが医療機関、特に急性期病院や生命維持管理装置を扱う病医院では受け入れ難い言葉です。
弊社のBCP策定コンサルタントは医療従事者です。
医療安全(患者安全)、医療機器安全、医療設備安全など現場を経ており、経験に基づく知識でBCP策定をサポートします。
まったくのゼロから策定、何軒も実施して参りました。
小規模病院や診療所、高齢者施設のBCPも策定します。

集合型、分散型、遠隔型、研修は形態不問
養成課程でも実務でもBCPを教わる機会は無いと思いますので院内研修は不可欠です。
医療安全研修などで講演させて頂く機会が多いですが、集合型研修以外にも柔軟に対応できます。
各病棟を訪問し、質疑応答に重きを置く双方向的な研修は好評を得ています。
ビデオ機材を活用したリモート研修も実績があります。
特殊・特化したBCPに対応
産業界のBCPから見れば医療BCPは特殊性がありますが、さらに特別なBCPの策定に対応しています。
在宅医療のためのBCPや、帰宅困難者のためのBCPなど医療視点でのBCP策定にノウハウを提供いたします。
企業BCPは積極的にサービス提供している訳ではありませんが当社も零細企業、身の丈にあった零細企業BCP策定は非メディカルの法人様からのご相談に応じる事もあります。
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