非常時は予実管理が重要になります。クロノロジー(chronology)という管理表をホワイトボードなどで共有し、状況の先読みをしながら対策を講じて行きます。

情報収集の手段としては、テレビ放送が手っ取り早いですが、だんだんと欲しい情報との乖離が生まれます。確認が取れない情報は報道できないので仕方ありませんが、頼り過ぎには注意が必要です。

自前の情報収集の方法として安否確認システムの導入があります。参集ルールを『震度6以上』『大雨警報』などの基準にしておき、基準に達する事象が発生したら職員や関係者から情報を募ります。
病院公式SNSを平時から運用し、発災時に特定の情報提供を呼び掛けるツールとして使う方法もあります。
例えば『淀川大橋は通行できるかご存知の方、写真付きでお知らせください』と投げかけると、ご近所の方がお知らせしてくれる可能背があります。
こうした情報に基づき、救急車はどこから来るだろうか、搬送が必要になったときの受け入れ先はどこが候補できるか、などを検討する材料になります。


多用途安否確認システム AmpiTa(アンピタ)
自動送信なし。メールサーバ活用型でサーバ費用は別途必要であるが、既有サーバでも対応可能。
救援や受援など医療機関独特の機能も備わり、平時の研修会の出欠やアンケートへの応用もできるように作られています。
アンチウイルスソフトのように有効期間付きソフトを購入のため月額費用は0円(導入時に期間分一括前払い)。

Biz安否確認/一斉通報(NTTコミュニケーションズ)
自動配信対応、初期費用10万円~、月額1万円~
Yahoo!安否確認サービス(Yahoo! JAPAN)
自動配信対応、初期費用0円。月額4,400円~
ALSOK安否確認サービス(ALSOK)
自動配信対応、初期費用5万円(税別)、月額18,000円(税別)、家族機能は1口10円。
セコム安否確認サービス(セコム)
自動配信対応、費用は要問合せ
安否確認サービス ANPIS(東洋テック)
自動配信対応、費用は要問合せ
緊急連絡・安否確認システム(NEC)
自動配信対応、費用は要問合せ
エマージェンシーコール(インフォコム)
初期費用20万円、月額4万円。
安否確認サービス(アルカディア)
初期費用5万円、月額1万円。
SPIRAL安否確認サービス(PIPED BITS)
自動配信対応、費用は要問合せ
安否LifeMail(コム・アンド・コム)
自動配信対応、費用は要問合せ
安否確認サービス2(トヨクモ)
自動配信対応、初期費用0円、月額6,800円~(自動送信対応は8,800円~)
安否確認サービス(大塚商会)
トヨクモの代理店販売。