[詳細]多用途安否確認システム AmpiTa | NES株式会社

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AmpiTa 多用途安否確認システム
 ├ 登録なし、すぐ体験できます!
 ├ 安否確認とは?
 ├ 安否の連絡を送受する
 ├ BCP/BCMコンサルタントが考案しプログラミング
 ├ 輻輳を想定した2つの配慮
 ├ [基本機能]安否・参集の確認
 ├ [基本機能]表示・集計・出力
 ├ 未連絡者への連絡
 ├ AmpiTaを使用しない代替法
 ├ サーバ(調達)
 ├ 平時利用
 ├ FAQ(よくあるご質問)
 ├ ご購入方法
 ├ リンク




登録なし、すぐ体験できます!

 AmpiTaにはデモンストレーション用のアカウントを用意しており、体験版を入手して数分後には実際の送受信を体験できます。

安否報告者側の体験

  1. AmpiTaの情報登録体験ページを開く(PC・スマホ共通)
  2. 任意の情報を入力して送信する

※.送信先は後述する管理者体験用のデモンストレーション用アカウント

管理者側の体験

  1. AmpiTa体験版(無償)をダウンロード(手続きなしでDL)
  2. ダウンロードファイルから『AmpiTa.exe』を起動(インストール不要)
  3. 基本設定画面からデモ用アカウントを適用し保存
  4. メイン画面で受信
  5. 自動的に一覧表作成

※.サーバには架空人物の架空安否情報ならびに報告者体験の任意入力されたデータが実在
※.AmpiTaはポータブルアプリケーションであるためインストールは不要です。USBフラッシュメモリ上でも動作します。

デモ用アカウント設定画面

*.報告者体験画面(ampita.jp)
*.体験版(無償)ダウンロード(VECTOR)
*.製品版(有償)購入(公式通販サイト)





安否確認とは?

 安否確認とは、文字通り安全か否かを確認することです。

 身体が無事であることを確認して一安心するというのが当初の安否確認の目的になると思います。無事でない場合、近くに居る誰かの助けが必要な場合があります。
 次に家屋や生活に関する支障がないか中長期的な安否を確認することになると思います。寝泊まりする場所の提供や金銭面での支援などが考えられます。

 安否確認の対象が家族や友人など少数対少数の場合にはLINEや災害伝言ダイヤルなどでも対応可能ですが、職場や学校など1対多人数同時の場合には課題があります。
 東日本大震災から最近までの主な安否確認の手段には以下のようなものがあります。

災害伝言ダイヤル(171)メール・LINE・SNS安否確認システム
無料無料管理者が費用負担
通信事業者サービス事業者ソフト提供者
発災後に運用開始平時から使用(災害用ではない)平時に準備、主に発災後に使用
電話機で伝言専用アプリ or ブラウザ等専用アプリ or ブラウザ等
架電できる世代は直感的に使用(ICTスキル不要)平時に使い慣れたシステム(ICT未経験者には難しい)多少の練習が必要(ICT未経験者には難しい)
災害時でもつながりやすい災害時でもつながりやすい基盤により接続困難
※.AmpiTaはSNS並みのつながりやすさ
最大20件、上限超過で古いもの削除
※.全国で800万件上限
制限なし契約によりID数制限
※.AmpiTaは無制限
着信順に確認、音声を1件ずつ聞いて確認五月雨式に受信、時系列やグループ化できる多様な集計方法を搭載、名簿との突合点検ができる
生データ生データ度数分布やグラフ化できる

【参考】総務省:災害用伝言サービス
【参考】NTT西日本:災害用伝言ダイヤル(171)
【参考】NTT西日本:災害用伝言ダイヤル(171)




安否の連絡を送受する

 AmpiTaは、安否確認システムです。
 安否情報の送受信をする目的で利用します。

 厳密に言うとAmpiTaは、安否情報を参照して集計するシステムです。
 安否連絡者はウェブページから安否情報を登録します。
 その情報はメールサーバに預けられます。消去処理をしない限り永久に保存されています。
 AmpiTaは都合の良いときにメールサーバを参照してデータを取得し、それをユーザーが見やすい形に変えて表示や出力をするシステムです。

 名簿突合などの便利機能により、安否確認をマネジメントする人のお手伝いをします。




BCP/BCMコンサルタントが考案しプログラミング

 AmpiTaは、BCP/BCMコンサルタントが自ら企画し、開発(プログラミング)して創出したシステムです。
 『監修』や『考案』ではなく監修も考案も、企画も開発も何もかもをコンサルタントが自ら行っています。

 ゆえに、システムは非常時に使えることにフォーカスしています。

 最大の特徴は、AmpiTaが無くても見読可能であることです。それに付随して専用サーバを持つ必要が無くレンタルサーバで運用可能となっています。

 もう1つの特徴は『身構えない訓練』です。平時利用や他用途での利用により、安否確認のための訓練は実施せずとも、安否確認の連絡ができるように技術を習得する仕掛けがあります。

 開発者の考える安否確認像とAmpiTaへの実装について、簡単な動画をご用意しています。




輻輳を想定した2つの配慮

 輻輳とは、通信が殺到してつながりにくくなる状態です。東日本大震災などで確認された事象ですが、回線がパンクする前に通信制限をかけるため、人為的につながりにくくなります。

輻輳状態
輻輳状態

 東日本大震災の際、大阪から仙台医療センターへ送ったメールはすべて届いていました。のちに通信白書でもメールはつながりやすかったことが総務省からも報じられています。

 AmpiTaは、安否報告のメールシステムを利用しています。
 メーラーソフトを立ち上げる訳ではなく、ウェブ上で処理していますが、報告1回がメールのメッセージ1通としてメールサーバに保存されます。

AmpiTaの情報伝達のしくみ
AmpiTaの情報伝達のしくみ

 公式サイトへのアクセス殺到によるシステムダウンを回避するための『災害モード』のウェブページ制作・公開機能を備えています。災害時にアクセスが急増しない組織であれば使う必要のない機能です。

アクセス殺到によるエラー画面(ブラウザ)
アクセス殺到の例(ブラウザ)
災害モードウェブページ
災害モードウェブページの例




[基本機能]安否・参集の確認

 AmpiTaの安否情報登録画面はウェブページなので、情報端末ではウェブブラウザを使用します。いつもお使いになられているChromeでもSafariでも何でも良いです。

 シンプルな造りですと氏名と安否の選択だけで終わります。

 AmpiTaの起源は透析施設での患者安否確認であったため、安否よりも来院可否に重きを置いて制作しました。その名残から、患者来院や医療従事者参集の可否を確認する機能も備わっています。


ログイン不要

 安否情報登録画面にログイン機能はありません。

 成りすましが可能なリスクがありますが、非常時にわざわざ成りすまして安否情報が送られる可能性は低いと考えます。
 一方で、ログインIDやパスワードを失念し連絡できないことの方が大きな課題であると考え、ログインや認証といった機能を備えていません。

 ログインはせずに個人名を特定する方法として、個人用登録フォームを生成する機能を備えています。
 関係者全員にリンクURLや二次元コードを配布しておき、非常時にはそこから報告を行ってもらうことで氏名や職員IDなどが特定されます。


居合わせた他人

 ログイン不要、ブラウザで安否登録できるAmpiTaはマルチデバイス対応しています。

 自らのスマートフォンが電池切れであっても、居合わせた他人に1分ほど情報端末を借りることができれば連絡可能です。
 使用するのはブラウザのみであるため、善意で貸し出してくださった人の情報端末に無用なアプリをインストールする必要はありません。

 ログインしないため、IDなどが端末に残ることがありません。
 情報端末から情報を引出すこともありません。




[基本機能]表示・集計・出力

表示

 関係者が送信した安否情報はメールサーバに預けられます。
 AmpiTaはそのデータを参照して集計し、画面表示します。

AmpiTa メイン画面
AmpiTa メイン画面

※.拡大表示する場合はこちらをクリック
※.表示されている氏名等は架空人物です


ソート

 様々な方法で並べ替えや絞り込みができます。
 参集できる人を部署名順に並べることもできます。


突合点検

 AmpiTaに表示される安否情報はメールサーバを参照しているだけなので、名簿を基準としていません。
 そこで、別途用意した名簿との突合点検を実施できる機能を備えています。

 この機能では安否情報とは別にデータベースを構築し外部名簿と突合結果を一時保存します。

 個人情報保護方針により、外部名簿のデータベースはAmpiTaに維持せず、AmpiTaを終了すると抹消されます。ただし、参照元となったAmpiTaと関係のないオリジナルの名簿は抹消できません。

※.表示されている氏名等は架空人物です


出力

CSV(編集可能)

 表示データはCSVファイルとしてエクスポート(出力)できます。
 CSVファイルはMicrosoft Excelで開けば、普通の表形式のExcelファイルと同様に扱う事ができます。
 Excelがないパソコンであっても、テキストデータとして閲覧することができます。

 Excelなどで開いた画面は、お手元のプリンタで印刷出力することができます。

※.表示されている氏名等は架空人物です


HTML(ウェブ閲覧用)

 Excelなどのアプリが無くても簡単に情報を共有できるよう、AmpiTaではHTMLファイルでの一覧表出力機能を備えています。
 ウェブサーバに載せれば閲覧できるのは当然ですが、HTMLファイルを直接開いた場合でも自動的にブラウザ画面で表示されますので、インターネット環境が無い場所で、Excelなどを使わずに閲覧可能です。
 HTMLファイルは閲覧専用であるため、並び替えなどの機能はございません。

※.表示されている氏名等は架空人物です




未連絡者への連絡

 連絡がない関係者が居る場合、連絡を諦めるのも重要な選択ですが、一縷の望みを持って督促することも有意義です。

LINE Notify 直接送信

 AmpiTaでは、LINEのサービス『LINE Notify』に直接メッセージを送信する機能を備えています。

 関係者との情報共有用にLINE Notifyを利用すれば、プッシュ型の情報発信ができます。

 想定してる使用方法は突合点検で未連絡が発覚した人のリストを共有して『誰か連絡を取れませんか?』と投げかけるような方法です。

 安否確認以外では『○○橋は通行不可』といった状況の共有にも使えると思います。ただし、ルールを決めておかないと情報が溢れ、重要な情報が埋もれてしまいます。

Line Notify
Line Notify

※.表示されている氏名等は架空人物です


メール送信

 AmpiTaにはメール送信機能を備えています。

 例えば、突合点検した名簿の内、未連絡者の部分にある人のデータからメールアドレスを取得し、一斉送信すれば未連絡者への督促が可能です。




AmpiTaを使用しない代替法

 もし、AmpiTaが使えない場合にデータが見られないということにならないように、代替手段を確保しています。


メーラーソフト

 AmpiTaで扱う生データは電子メールのメッセージです。預け先はメールサーバです。
 すなわち、電子メールとして取り扱えるので、メーラーソフトを使えば見読可能です。

メーラーソフト(Thunderbird)

※.表示されている氏名等は架空人物です


ウェブメール

 ウェブ対応しているメールサーバであれば、ブラウザでウェブメールを確認することができます。
 避難所などに設置される共用パソコンを拝借する場合はウェブメールが有用なため、平時から使えるようにID/Passwordの管理方法などを確認しておくと良いです。

ウェブメール(さくらのウェブメール)

※.表示されている氏名等は架空人物です




専用サーバ不要

500円未満のレンサバ

 AmpiTaでは安否登録画面にウェブサーバ、安否情報送受信にメールサーバを利用しています。
 従いましてウェブサーバとメールサーバが必要です。

 私たちは、より廉価な手段を追求し、月額500円未満のレンタルサーバ(レンサバ)と、数千年のビジネスユースのレンサバで試験を行いました。
 結果として月額500円未満のレンサバでも正常に動作しました。扱えるデータ総量に制限があるので組織規模によっては不適合かもしれませんが、とりあえず試しに借りるのであればワンコインでお釣りがくるレンサバで十分ではないかと思います。

【参考】さくらインターネット:さくらのレンサバ


メールを使うAmpiTaとクラウド型の比較

クラウドメール系
(AmpiTa)
集計処理○ネット上
○端末不問
○ローカル
○要Windowsパソコン
生データ見読性○困難(処理システムに依存)○汎用メールの本文で見読可能
サーバ冗長性○サービス提供者に依存
○Yahoo!などは強みとするところ
○メール事業者に依存
○平時に多用される技術
○災害時も使用できた実績
サーバアクセス負荷
[受信]
○処理済一覧表を表示○テキストデータのメールを受信
サーバアクセス負荷
[送信]
○専用画面を開いて登録○ウェブブラウザから登録
アクセス性○ID/Password処理
○マルチデバイス対応
○Windwsパソコンと専用アプリ
アクセス殺到○登録と閲覧の接続数上限ありの可能性○サーバ接続は端的
サーバ維持費○サービス提供者に依存
○月額数千円~数万円
○ユーザーの自己管理が可能
○月額500円未満




平時利用

 AmpiTaは安否確認に用いる場合、非常時にのみ使用されることになります。
 『いざ』というときのために訓練するのは面倒なことなので、平時から別用途で使うことで、使い慣れてもらう仕掛けをしています。


ARS(聴衆応答システム)

 Audience Response System(ARS)は研修会などで聴衆(受講者)から意見を求める際に使用する、挙手や起立に代わるシステムです。
 AmpiTaには、ARS機能が標準で備わっています。

 回答ページは記述式でも選択式でも対応可能です。
 選択式の場合、締切から概ね1分以内に集計してグラフ表示できます。

 集計結果はテキストデータ(数値)表示と、数十種類のグラフ表示が選択できます。
 グラフは画像データとして出力できます。さらに画像リンクが付いたHTMLファイルも出力できるため、Zoomなどでのウェブ講義中にブラウザを共有しておくことでARSの結果を瞬時に共有できます。


健康観察

 新型コロナウイルス感染症流行拡大によって企業や学校での健康観察が常態化しました。
 ここで行われる健康観察は異常者を探すのではなく『今日も健康』という確認を取る事が目的の場合が多いです。
 そこで『平常どおりです』という連絡をメインにしたアンケートを毎日定刻締切で行うことで簡単に集計できます。

 発熱などの症状がある場合は別途連絡するルールがあると思いますので、基本的には平常どおりの者のみが連絡してくる仕組みになると思います。

 ショップやレストランなどでは健康観察を実施したことが『感染対策』の1つと位置付けられ、観察を記録することが目的化している場合もありますが、その業務を軽減しつつ、安否確認システムを使い慣れることもできる一石二鳥の使い方になると思います。







FAQ [AmpiTa]

 多用途安否確認システム『AmpiTa』の機能についてご質問にお答えします。


費用・コスト

Q.AmpiTaの月額利用料は?

A.ありません。

 AmpiTaは買い切り品なので、最初に支払った費用以外、メーカー側からの追加請求がありません。


Q.AmpiTa本体以外にかかる費用は?

A.ネット利用料です。

 AmpiTaには1つのメールアドレス、1つのウェブページが必要です。
 月額500円未満のレンタルサーバでもこの2つは付いてきます。
 既にホームページやメールアドレスがあれば、恐らく新たにレンタルサーバを契約しなくてもAmpiTaを始められるので、その場合にはレンサバ代はかかりません。
 通信料は別途かかりますが、これも一般的なネット通信なので新たにご契約いただく必要はありません。


発災後

Q.AmpiTaの入ったパソコンが無いと安否情報は見れない?

A.メールで見られます。

 AmpiTaのデータはメール形式で、普通にメールサーバに保存されているので、Outlookなどもメーラーソフトでも良いですし、ウェブメールでも良いので閲覧することは可能です。
 ただし、項目別に整列されている訳ではないので、AmpiTaで見るような一覧表にはなっていません。


Q.通信速度の遅さが心配です。

A.0.1Mbpsで試験しています。

 職場や住宅に引き込まれているインターネット通信回線では100Mbps前後は当たり前の速度です。その1千分の1の速度でAmpiTaは実験し、3,000通のメッセージを受信・処理できることを確認しています。
 AmpiTaの利用技術はメールです。1通ずつ処理、その1通は10KBほどの軽量、途中で通信状態が悪くなっても最後まで到達できる底力があります。


Q.メールサーバが機能するのか心配です。

A.東日本大震災でも機能していました。

 2011年のあの災害で、電子メールは強靭性を発揮しました。メール自体は被災地とは違う所にあるサーバに保存されるため届きやすかったようです。


Q.販売者は誰ですか?

A.NES株式会社です。

 弊社が販売いたします。弊社通販サイトからご注文いただければAmpiTaを納品いたします。返品や苦情なども弊社で承ります。




ご購入方法

公式通販サイト

 弊社の通販サイトからお申込みいただけましたらソフトウェアをお届けします。


製品種別

 期限付きのみ販売しております。
 購入時に期限分の対価を頂戴しますので、毎月の利用料などは発生しません。期限が来るまでご自由にお使い頂けます。

 お買い上げ後、弊社より期限が記されたライセンスキーをお送りします。


最新版ダウンロード

 Vector様のAmpiTaページより最新版のEXEファイルを入手することができます。
 ダウンロードしたファイル群の内、EXEファイル(AmpiTa.exe)のみ取り出し、現在お使いのAmpiTa.exeを上書きすることで最新版へ差し替えられます。

 新たにセットアップして、お手元のライセンスキーを入力しても最新版へのアップデートが可能です。




多用途安否確認システム