atarashiiiryou

先輩から後輩へと受け継ぐ体制のみならず、全く新しい分野への参入に積極的に取り組みます。 2009年には医療機器安全管理体制を新規に構築しました。現在ペースメーカー業務に従事していますが臨床工学技士の関わる意義を再認識した上でペースメーカー業務の確立を進めています。 成長と増員を続けるための基盤として業務拡大が不可欠であり、いくつかの領域について検討をはじめています。 当院のある地域は団塊世代が多く住むベッドタウンとして発展した経緯があり、近年は脳神経領域の患者増がみられますが全国的に専門医不足の状態であり、臨床工学技士が外科手術や血管内治療に参加する意義が高いと考えています。 腎不全治療を含め再生医療は今後の成長分野でありますが、医師や看護師も含め経験者はほとんど居らず人材不足による普及の遅れが懸念されます。当部では再生医療経験者を有しており、他院には無い戦略的な業務確立ができると考えています。 医療機器の使用には電力、水、医療ガス、通信などのインフラが欠かせず、臨床工学技士がマネジメントに介入する必要性は高いと考えています。停電や断水による診療機能の低下を最小限に食い止め、機能が低下したインフラの中で最適な医療を提供できるよう事業継続計画の策定などを進める考えです。