先日、スマホ画面にメッセージが届きました。標題は『節電のお願い』です。
内容は下記の通りでした。
いつも床暖房をご利用いただき、誠にありがとうございます。
12月15日から12月16日の、各日午前9時から正午に関西エリアの電力需要の増加が予想されます。暖房(エアコン)をご利用いただいている方は、無理のない範囲でガスを用いた床暖房の使用に切り替えることで、節電にご協力をお願いいたします。
また、床暖房とエアコンを併用されている方は、床暖房の温度レベルを1から2ほど上げて、エアコンをOFFにしてお過ごしください。
床暖房の温度レベルが『5』以上に上がらない場合は、セーブモードを『切』にしてください。
同様のメッセージはその後も幾度か届いています。
床暖房はつけっぱなしを推奨
節電要請とともに、床暖房を積極的に使うような内容でした。
床暖房はつけたり、消したりを繰り返すよりも、つけっぱなしの方が良いといった内容が大阪ガスのウェブサイトに掲載されています。

【参考】大阪ガス:床暖房の電気代はエアコンと比べて高い?つけっぱなし時の光熱費や節約術を解説
床暖房をつけっぱなしにすると
電気式のエアコンを使わず、床暖房を数日間連続運転しました。連続とはいえ、深夜帯は停止して、早朝にタイマーで自動起動するようにしていました。
するとある日、使えなくなりました。
最初に気づいたのは、ガス給湯器リモコンに表示されたエラー表示です。発電できていないことに気づきました。
エラー番号『01900』はガスマイコンメーターが停止しているということがわかりました。

取扱説明書によると 01900 の原因は、下記の通り記述されています。
発電ユニット停止中に熱源機のガス使用が継続し、ガスマイコンメーターがガス漏れの有無を確認できなかった。
エネファーム type S 燃料電池発電ユニット 取扱説明書:故障・異常かな?と思ったら
取扱説明書によると 01900 の処置方法は、下記の通り記述されています。
エネファーム type S 燃料電池発電ユニット 取扱説明書:エラー発生時の処置方法について
- 全てのガス機器(暖房を含む)を最低70分停止してください。ただし、機器が凍結予防動作などを行った場合、この表示が消えないことがあります。その場合はさらに70分以上ガス機器を停止してください。
作業を実施しても表示が消えない場合は、ガス供給事業者に連絡してください。- 床暖房の長時間使用により頻繁に『01900』が表示される場合は、給湯や浴室暖房乾燥機などガス機器を使用しない時間帯に、床暖房リモコン等のタイマー設定により床暖房を70分以上停止する時間帯を設定ください。
大阪ガスのウェブサイトにも同様の説明が掲載されていました。
エラーコード「01900」は燃料電池発電ユニットのエラーです。
発電ユニットが「ガスマイコンメーター確認マーク」を表示して停止していることで表示されるエラーとなります。
※機器の異常ではありません。エラーを解消するには、全てのガス機器(暖房を含む)を連続で70分以上停止してください。ただし、機器凍結予防動作などを行った場合、この表示が消えないことがあります。その場合は、さらに70分間以上ガス機器を停止してください。
なお、上記の対処方法で改善しない場合は、お手数ですが大阪ガスお客さまセンターもしくは有人チャット(夜間のみ)までご連絡ください。
大阪ガスのエネファームのリモコンにエラーコード(01900)が表示され、発電が停止しています。どうすればいいですか?
【参考】大阪ガス:大阪ガスのエネファームのリモコンにエラーコード(01900)が表示され、発電が停止しています。どうすればいいですか?
元の木阿弥(?)
今回のフローは以下のようになりました。
- 電気式の冷暖房(エアコン)とガス床暖房が設置されいている
- ガス会社より、節電要請
- ガス会社より、節電の方法として電気式冷暖房(エアコン)は使わず、ガス床暖房のみで空調するよう具体的に勧奨
- 電気式冷暖房を使わず、ガス床暖房だけで過ごす
- ガスを使い続けたことで、マイコンメーター停止エラー
- 電気式冷暖房(エアコン)を起動
- ガス会社に問い合わせて対処方法を確認
- 70分間の停止が必要
- ガスリモコンが正常表示に戻る
- 電気式冷暖房(エアコン)を停止、ガス床暖房を再起動
節電のためにガス器具を使ったところ、それを起因としてガス器具を停止することになり、結局は電気式の冷暖房(エアコン)を使うことになりました。
節電に協力できませんでした。
おわりに
今回はガス会社から、節電のためにガス器具を積極的に使うように要請があったので協力したつもりでしたが、ガス器具を使い続けたことが原因で、ガス器具が使えなくなりました。
結局、電気式の冷暖房(エアコン)を使うことになりました。
そもそも、床暖房の使い方としては間欠的ではなく連続使用、つけっぱなしが合理的だとガス会社も案内している一方で、ガス器具は使い続けてはいけないという、28日に1回の点検があるということで、この両方を同時にアナウンスしてもらわないと、素人にはわからない、筆者は電気設備のプロとして一定のリテラシーがあるつもりでしたが、それでも知らない情報でした。
ユーザーがガス器具を使い続けてしまうことで発生するエラーに対し、ユーザーが無知であることが1つの原因かのような言い方をなさる人が居られましたが、それはどうかなと考えさせられる出来事でした。
筆者が得た教訓としては、サービス提供者としての説明不足がユーザーに迷惑をかける、と実感したことです。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。




