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デュアルヘッド3Dプリンタの新規導入について

デュアルヘッド3Dプリンタの新規導入について

 弊社は、社会のニーズに応える『課題解決型』の事業を展開させて頂いております。

 日ごろより社員の創造性を高め、お客様から頂いた課題に少しでも早く確実に解決策をご提案するために、Flash Forge社のデュアルヘッド型の3Dプリンタを導入しました。

 導入した機種『FLASHFORGE Creator Pro』は下から1層ずつ積み上げて造形する積層型、フィラメント(素材)を溶かしながら積層する熱溶解積層方式(FDM: Fused Deposition Modeling)の機種です。

 2種類のフィラメント(素材)を同時にセットアップできるデュアルヘッド型で、フィラメントはABSやPLAなど多種多様な素材が利用できます。

 今後弊社では、現場での課題や不満に傾聴し、ソリューションとして3Dプリンタでの造形物を『仮の解決策』として提供するとともに、内容によっては最終的な解決策とする手法も確立して参ります。

 その先行事例として、写真下段左にある事例はリモコン電池カバー紛失に対し、ほぼ同じものを作ったリバースエンジニアリングの例です。中央はプラレールという玩具の2両目動力車用連結器の別売品が流通していないとのことから機能として対応できる製品を造形しました。形状は当社オリジナルです。右側はパソコン等のUSBポートにゴミが入らないようにするキャップです。これからも様々なアイテムを創作して参ります。

2017年12月31日
NES株式会社

開梱前の本体
2種類のフィラメントをセットアップ

三次元造形中の3Dプリンタ
エアコンリモコン電池カバー

プラレール(R)用の連結器
USBポート用のキャップ